高木健騎手が円熟の還暦パワーを発揮。ゴールドジュニアを豪快に差し切った田口輝彦厩舎のリバーサルトップ
地元の笠松勢にも意地がある。名古屋、兵庫勢ら遠征馬にいつまでも「馬場を貸して重賞Ⅴを提供」しているわけにはいかない。
田口輝彦厩舎がここ一番で奮起。昨年来、笠松で「重賞ハンター」となって逆襲。道営から転入してきた愛馬たちを、厩舎のホースマンが一丸となって育成。最高のコンディションでレースに送り出し、重賞Ⅴゲットにつなげている。1年余りで5頭の重賞ウイナーを育て上げた。
5日に開催された明け3歳重賞ゴールドジュニア(SPⅢ、1600メートル)では、4番人気の牡馬リバーサルトップ(田口厩舎)で制覇。高木健騎手の豪腕がさく裂。後方集団から3~4コーナーを回り、上がり3F最速で大外一気。馬名の通り「逆転トップ」でゴールを駆け抜け、笠松ファンらを喜ばせた。9番人気ラブリーボニータ=明星晴大騎手=が半馬身差2着と大健闘、馬単は4万円超。単勝1.3倍と断トツ人気の名古屋・ミモザノキセツ=望月洵輝騎手=は3着に沈んだ。
ゴールドジュニア制覇のリバーサルトップと田口輝彦調教師(右)ら喜びの関係者
■田口調教師「前でガンガンやってくれて展開向いた」
高木騎手は「円熟の還暦パワー」を発揮し、場内を沸騰させた。フーククリスタルでのライデンリーダー記念以来5年ぶりの重賞勝利をゲット。「ペースが速くなり恵まれた。しまいの脚もしっかりしていて伸びてくれた」と歓喜。筒井勇介騎手とともに3年余り騎手免許を失っていたが、我慢強く復帰して本当に良かった。
田口調教師も「これぐらいは走れる馬で、前でガンガンやってくれて展開が向いた。馬体重も増えていて(プラス10キロ)流れに乗ってきれいに差し切ってくれた」とにこやか。多くの馬を預けてくださる吉田勝利オーナーのバックアップと信頼も厚く、チームワークでの重賞制覇となった。田口厩舎からは2頭出しで、牝馬のオーミチェリー=筒井勇介騎手=は4コーナーで先頭を奪ったが、伸び切れず4着だった。
勝利を喜び、にこやかな田口調教師と高木騎手
第50回を迎えたゴールドジュニア。かつてはオグリキッャプやラブミーチャンら笠松の名馬が、このレース後、中央に挑戦した出世レース。リバーサルトップもジュニアキング3着、ライデンリーダー記念2着からの快進撃。末脚が光り、さらなる成長が期待できる一頭となった。
昨年の田口厩舎は8番人気イイネイイネイイネでくろゆり賞、11歳馬ヒストリーメイカーで東海ゴールドCと鮮やかなゴールを決めて重賞V。ビッグレースに照準を定めての活躍が目立ち、JRAや門別などで活躍した実力馬たちも入厩。厩舎スタッフをはじめ人馬とも「前進気勢」を感じさせる勢いが出てきた。
■1年半勝てず、笠松所属馬「重賞24連敗」もあった
笠松所属馬は2、3年前に地元重賞(笠松所属馬限定戦を除く)で全く勝てず「24連敗」まで不名誉なワースト記録を更新。名古屋をはじめ兵庫、南関東、北海道からの遠征馬に優勝をさらわれ続け、1年半も表彰台を明け渡す異常事態が続いた。一連の不祥事の余波で騎手は減り、競走馬はレベルダウン。「地の利を生かせず草刈り場のようで、他場の馬に馬場を貸しているだけ」と笠松愛あふれるファンたちを嘆かせていた。
イイネイイネイイネでくろゆり賞を制覇し、好騎乗の筒井勇介騎手が歓喜のガッツポーズ
ところが昨年から笠松勢も発奮して巻き返し。ネクストスター笠松(地元馬限定)を除く年間20重賞のうち7勝を挙げて名古屋勢と並び、兵庫勢(4勝)を上回った。このうち田口厩舎が4勝、笹野博司厩舎が2勝、後藤佑耶厩舎が1勝。徐々にではあるが、オーナーサイドの笠松競馬への信頼感も回復傾向。JRAなどからの転入もあり、所属馬は約570頭に増加した。調教からコースを乗りこなしている地元馬が重賞でも勝って当然ではあるが、ようやく結果を残せるようになった。
田口厩舎、昨年は81勝で笠松リーディング4位。トップの笹野厩舎が182勝だから半分以下だが、賞金の高い重賞レースで強さを発揮した。地方全国交流(SPⅠ)のうち看板レースのオグリキャップ記念や笠松グランプリは南関東、北海道勢に優勝をさらわれたが、真夏のくろゆり賞では田口厩舎のイイネイイネイイネが8番人気で勝ってくれた。
ゴール手前、狭い馬群を割って差し切った筒井騎手の好判断と馬の勝負根性が光った。名古屋から兵庫に移籍し連覇を狙ったセイルオンセイラー(吉原寛人騎手)をクビ差ねじ伏せた。筒井騎手は左手で大きくガッツポーズ、愛馬の激走をたたえた。昨年の年間ベストレースといえる圧巻の内容だった。
厩務員らに迎えられる筒井騎手とイイネイイネイイネ
■くろゆり賞制覇のイイネイイネイイネ「4歳以上最優秀馬」
イイネイイネイイネは笠松競馬の騎手等成績優秀者表彰で4歳以上最優秀馬にも選出され「年度代表馬」に匹敵する活躍を見せた。
筒井騎手はレース後「最後、馬が狭いところに突っ込んでいってくれて、頑張って根性を出してくれた。あとは厩務員さんの腕ですね。この夏、状態を維持するのは大変なんで、(輸送の暑さで7着に終わった)名港盃からよく持ち直させてくれた。厩務員さんの頑張りのおかげです」と感謝の思いを語っていた。
イイネイイネイイネとヒストリーメイカーも門別からの転入馬。「門別発→笠松着」の重賞Ⅴコースが定着。田口厩舎の厩務員らの奮起でさらに力をつけて優勝につなげることができた。
地方通算1000勝を達成し、馬づくりなどのインタビューに答える田口輝彦調教師
■厩舎でのお仕事、厩務員のアイデアも生かして
ここからは「アタック!地方競馬」でも語られた田口厩舎でのお仕事を再検証。厩舎づくりや調教の考え方、騎手の起用法など非常に興味深い内容だったので、記事にもまとめて改めてお届けすることにした。調教でオグリキッャプにも騎乗経験がある田口調教師。より強い馬づくりへの熱い思いが伝わってきた。
田口厩舎は1年目の2002年に13勝。一昨年73勝で、昨年は過去最高の82勝(名古屋で1勝)と年々勝ち鞍を増やしてきた。現在の管理馬は40頭ほどに増えた。放牧に出したり、故障して休んでいる馬もいるので、毎朝の調教に出す頭数は増減も生じる。
田口調教師が競走馬の管理で日々のコンディションづくりで心掛けていることは「毎朝の馬体や歩様、飼い葉を全部食べているかどうかをチェック。残していれば『きょうはコンディションがおかしいかな』とその馬の状態が一番分かる。あと脚元の『熱感』があるかないか見極めて、その日の調教でどれだけ乗るか考える。厩務員さんからの連絡を受けて確認しています」と愛馬たちの健康状態をしっかりと把握されている。
ゴールドジュニアを勝ったリバーサルトップと田口厩舎の厩務員たち
馬づくりの土台を支える厩務員たち。師匠として厩舎運営で大切にしていることは「うちの厩務員さんは『この馬にはこういう調教をしてみたい』とか自分で試してみたがるので『じゃ、やってみれば』という感じ。もしそれで合わなかったら『変えてみようか』とアドバイスしたり、お互い話し合ってやっているので」と馬たちの日々の状態から、厩務員のアイデアも生かして成績アップにつなげようと努力を怠らない。
厩務員は30代から50代が中心で働き盛りの人たち。リバーサルトップのゴールドジニアⅤでは女性厩務員の姿もあった。田口調教師は「僕も一緒に馬づくりをやっていたことがあったんで、そういうのを見て覚えてくれたのもあるし、だんだん成績も良くなってきた。たまたまで運が良かった。本人たちもやる気が出て、いろいろと考えるようになったんだと思います」。
■調教「メンタル面でも馬の走る気持ちを高めて」
笠松競馬場での調教は午前0時からスタート。離れた円城寺厩舎からの馬は、児童らの通学時間帯前には道路通行を終える。競馬場に隣接する薬師寺厩舎の馬の調教は8時頃まで続けられている。
レース本番に向けて攻め馬に励む深沢杏花騎手
田口厩舎での調教方針は「調教場所はここしかないので、限られた範囲になっちゃうが。気性の荒い馬とかカリカリした牝馬だったら、前めに追い切ってテンションを上げないようにするとか、ずぶい馬だったら併せ馬をして闘争心を高めるように調教している」。1周1100メートルの小回り。深夜からの攻め馬では1頭15分刻みで、コースをぐるぐると周回。騎手たちは深夜からフル回転。攻め馬は1人30頭前後と多く、連日精力的に励んでいる。
「ある程度距離を乗るといっても狭い所なんで。何周か乗ってもちょっと腰に負担がきたりするので、普通の常歩(なみあし)の運動も長めにしたりしている。メンタル面で馬に走る気持ちを高める方が効果が出るのではと重視してやっています」
「あとはオーナーと相談して、1カ月ぐらい外厩というか育成所にも出して、坂路のある所で乗せてもらって調整し、戻すこともやっています」
くろゆり賞で返し馬に向かう筒井騎手。後方は深沢騎手
■どっちの騎手か「厩務員さんとも話し合って振り分け」
所属ジョッキーの起用方針は。「基本的には調教で2人が乗ってくれているので、(レースでも)極力2人のどちらかが乗ります。調教でその馬の癖も把握して乗っているので、ほぼうちの所属騎手が騎乗します」
調教の担当を振り分ける基準は。「まずは1回乗せてみて、どうだろうというのもあるし。あと厩務員さんも入って話し合ったりして『この馬はこっちの方がいいんじゃないか』というのもあって、攻め馬をしたりしてレースへの判断をしています」
1回乗ってチェックするところは。「ハミの当たりの強さだとか、またがった瞬間、馬も背中に感じるところがあるので最初の一歩とか。速歩(はやあし)で踏み出してもチャカチャカしたりとかいろいろいるので。チェックして(乗り役を)こっちだなあ、あっちだなあと振り分けています」
リーディング上位の筒井騎手優先なのか。「多少技量の差もあるだろうし、筒井君の判断も聞き入れてやっているので。乗った感じを教えてもらって、それを取り入れてやっています」
2023年3月、笠松競馬でのJRA交流戦で、デビュー初勝利を飾って笑顔の田口貫太騎手
■貫太騎手への思い「全日本2歳優駿で負け、すごく悔しがっていた」
息子さんでありJRAで4年目を迎えた貫太騎手について成長面はどうか。「まあ彼は彼で頑張っているし、1年目から順調にきて、昨年は後半ちょっと失速していたみたいだが、本人も割り切って『まだまだですが、減量が取れてもっと違う視線で頑張りたい』と言っていたんでいいんじゃないですか」
所属する大橋勇樹厩舎の愛馬タマモフリージアではJBC2歳優駿を豪快な差し脚で勝ったが、全日本2歳優駿では差し届かず、クビ差の2着惜敗だった。
「この前の全日本で負けたとき、すごく悔しがっていたんで、そこらへんも勉強だと思うので、また頑張るんじゃないですか」
コースの位置取りでは「だいぶん落ち着いて乗っている。なかなか外に出さないで、ずっと内で多頭数でも我慢しているので。やっぱり外を回るより内を回った方が距離的にもいいし。(馬群を)さばこうと頑張って乗っているので、そういうところは評価してやりたいなと」
貫太騎手は1日、小倉競馬5Rのパドックで馬に蹴られ、レース乗り替わりとなった。病院に搬送されて「右腸腰筋損傷」と診断を受けたが、滋賀・栗東トレセンでの調教騎乗を再開。しっかり追い切れて、7日からのレースで復帰する。
東海ゴールドCを制覇したヒストリーメイカーと担当厩務員
■競馬の魅力「やり方を変えて結果が出るとやりがい」
田口調教師にとって競馬におけるやりがいや幸せは。「馬は1頭1頭性格も違うし、走りも違うから。そういうのずっと見てて、やり方を変えてみて結果が出たりするとやりがいになります。自分の引き出しも増えていくんで、そういうことを意識すると『ああ楽しいな』と思います」
調教師としたデビューした2002年の頃は、笠松競馬も赤字続きの経営難で苦しく、全国の地方競馬でバタバタと廃止が相次いでいた時代だった。
日々の馬づくりで大切にしていることは。「1頭ずつしっかり見て管理し、それを支えてくれる周りのスタッフやジョッキーとコミュニケーションをしっかり取って、それぞれの馬たちに向き合ってやっています」
「存廃問題などいろいろあった競馬場なんで苦しいこともあったが、振り返れば今がいいので、良かったということで。日々動いているし、1頭1頭違う馬たちを見ていると新しいことも見えてくる。ずっと新たな気持ちでやってきたし、1年がたつのも早いですね」
フェブラリーS4着のミツアキタービンや東海ゴールドC制覇の古豪ヒストリーメイカーでの感動を再び。ゴールドジュニアでは騎手時代の先輩で61歳のベテラン高木騎手が、リバーサルトップを勝利に導いた。素晴らしいレース内容で、田口厩舎をはじめ笹野厩舎や後藤ファミリーにも大きな刺激となって、笠松のホースマンたちの「より強い馬づくり」への情熱は高まるばかりだ。
「アタック!地方競馬」のインタビューの最後には力強く「アタックポーズ」も決めていらっしゃった。
■レース直前に落雷、再開待つジョッキーのために
田口調教師は騎手にいろいろとアドバイスしたり、装鞍所エリアでの存在感も大きいように感じている。余談にはなるが、昨年8月末、直前の落雷でレースが中断したことがあった。出走各馬がパドックを周回中に雷鳴がとどろいたため、馬たちは厩務員らと装鞍所に引き返し緊急避難。安全を確保したが、近くで大きな落雷もあって「これは次のレースが取りやめになるのでは」と覚悟していた。
しばらくすると雷鳴も収まり、明るくなってきた。騎手控室でジョッキーたちはレースができるのかイライラしていたようだ。そこで田口調教師は「みんな待っているから、やるのかやらないのか早く決めてほしい」と馬場管理のスタッフさんらに強い口調で進言された。人馬の安全第一で判断が難しいところでもあったが、まるでその一言で決まったかのように「落雷により一時中断しましたが、10分遅れで再開します」と場内アナウンスがあった。田口調教師のジョッキー思いな一面を感じたワンシーンでもあった。
笠松の調教師は現在16人。定年もなく最高齢は80歳の川嶋弘吉調教師で、高崎から移籍されて20年以上も笠松で頑張っていらっしゃる。田口調教師も還暦を迎えたが、笠松には60歳以上が10人もいて「若い順」から数えれば7人目。トレーナー人生はまだまだ長いともいえそうだ。育て上げた愛馬のレース出走時には、自らもジョッキー目線になってヘルメット姿でコース脇から観戦されることもある。出走馬の走りっぷりや筒井騎手、深沢騎手らの騎乗ぶりをしっかりと眺めていらっしゃる姿は「熱さ」が伝わってくる。
今年はリーディング復帰を目指している筒井騎手
■門別で重賞5勝のゼロアワー田口厩舎入り、まず1勝
田口厩舎の期待馬ではリバーサルトップやヒストリーメイカーのほか、冬休みの門別から移籍してきたゼロアワー(牝4歳)が注目の一頭だ。重賞5勝馬で、笠松初戦は馬体重マイナス24キロだったが、プリマヴェーラカップ(オープン)をあっさり勝った。グランダム・ジャパン(世代別牝馬重賞シリーズ)の古馬・春シーズンに参戦。順調なら全国交流の笠松・ブルーリボンマイル(2月19日)から名古屋・若草賞土古記念(3月12日)に向かう予定だ。
陣営では「地力のある馬で強いなあと。馬体重を増やして重賞に臨めれば」と期待。騎乗した筒井騎手は「3~4コーナーの動きは良かったが、最後の直線の伸び脚は物足りない」とも感じていたが、笠松コース2走目で実力馬が本領発揮なるか。
■「あしたへ」と走り続ける田口ファミリー
田口調教師は駆け出しの頃、フェブラリーSでミツアキタービンが中央のGⅠ制覇へあと1馬身余りに迫った。あの時はアンカツさん騎乗のアドマイヤドンが強くて惜敗したが、胸を締め付けられる感動的な走りでもあった。あれから22年。同じ2月22日、今年の中央GⅠ初戦となるフェブラリーSの季節を迎えた。
近年、地方・中央の格差は広がってしまったが「突然変異」ともいえるオグリキャップのような名馬を送り出してきた笠松競馬。田口調教師も「また中央へ挑戦できるような強い馬をつくらないかんね」と意欲を示している。ゴールドジュニアを勝ったリバーサルトップも「勝たなかったら中央に挑戦させたかった」そうだが、重賞を勝って賞金面でクラスが上がったため断念。次走は未定ということだ。
田口家は根っからの競馬一家で、貫太騎手のお姉さんや弟さんもホースマンの仕事に関わりを持っていらっしゃる。筒井騎手、深沢騎手というスタージョッキーと共に「あしたへ」「一歩先へ」と走り続ける田口ファミリー。全国の競馬場でも戦える強い馬づくりへ、新たな挑戦をファンの皆さんと一緒に温かく見守っていきたい。
☆ファンの声を募集
競馬コラム「オグリの里」への感想や要望などをお寄せください。 騎手や競走馬への応援の声などもお願いします。コラムで紹介していきます。
(筆者・ハヤヒデ)電子メール ogurinosato38hayahide@gmail.com までお願いします。
☆最新刊「オグリの里4挑戦編」も好評発売中

「1聖地編」「2新風編」「3熱狂編」に続く第4弾「挑戦編」では、笠松の人馬の全国、中央、海外への挑戦を追った。巻頭で「シンデレラグレイ賞でウマ娘ファン感激」、続いて「地方馬の中央初Vは、笠松の馬だった」を特集。
林秀行(ハヤヒデ)著、A5判カラー、196ページ、1500円(税込み)。岐阜新聞社発行。ふらっと笠松(名鉄笠松駅)、ホース・ファクトリー(ネットショップ)、酒の浪漫亭(同)、岐阜市内・近郊の書店、岐阜新聞社出版室などで発売。岐阜県笠松町のふるさと納税・返礼品にも。









