岐阜県庁

 岐阜県の古田肇知事は18日の定例記者会見で、県内の新型コロナウイルス感染状況について「新たな感染拡大局面に入ったのではないか」との認識を示した。大型連休を控え、さらなる感染拡大が懸念される中、近く新たな対策を打ち出す方針。

 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は211.14人。3月22日には131.30人まで下がったが「十分に減少しないまま高いレベルで反転してきている」との見方を示した。特に10代を中心に若者の感染者が増え、より感染力が強いオミクロン株の派生型「BA.2」への置き換わりが進んでいるという。

 県内の第6波の重症化率が59歳以下0.02%、60歳以上0.19%、致死率は59歳以下0.01%、60歳以上1.21%とデータを示し「専門家会議では第6波の特性を踏まえ、限りある医療、人材資源を適切に配分、重点化し、命を守る医療検査体制を維持すべきとの意見が出ている」とした。

 また、5日から始まった県民向け県内旅行割引キャンペーンの対象地域の拡大については「今の状況では考えていない」と述べた。

 一方、県内のワクチン3回目接種率(17日時点)は、総人口に占める接種率が53.0%(全国7位)と明らかにした。県によると、年代別では65歳以上90.1%(1位)、60~64歳78.3%(同)、50~59歳64.5%(同)、40~49歳43.0%(7位)、30~39歳31.6%(12位)、20~29歳30.3%(13位)、12~19歳8.5%(7位)と、いずれも全国平均を上回っている。