岐阜県と岐阜市は27日、県内35市町などで新たに計624人の新型コロナウイルス感染と、高山市の80代男性の死亡を確認したと発表した。感染者は累計8万3270人、死者は計324人となった。

 前週の水曜日(20日)と比べて50人多く、6日連続で前の週の同じ曜日を上回った。県健康福祉部の堀裕行部長は、飲食や外出関連で引き続き感染事例が確認されていると指摘し、大型連休が近づく中で、「体調不良の人は外出を控え、速やかに医療機関を受診するとともに、大人数や長時間に及ぶ飲食や、マスクなしでの会話などにも注意してほしい」と呼びかけた。

 新たに公表したクラスター(感染者集団)は3件。多治見市の幼稚園では、園児や家族、職員ら20人の感染が判明した。各務原市では、障害者福祉施設で16人、高齢者福祉施設で8人の陽性が分かった。拡大したクラスターは10件で、このうち、美濃加茂市の運動教室や小学校関連では、新たに10人の感染が分かり、計160人となった。

 人口10万人当たりの新規感染者数は203・41人となった。1週間平均の感染者数は575・0人、26日時点の病床使用率は26・6%で、自宅療養者は3054人、宿泊療養施設の入所者は586人。重症者はゼロのまま。