岐阜新聞デジタルが、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部教授の秋元祥治さん(岐阜市出身)とお届けするトーク番組「やっぱ岐阜やて!」。今、美濃加茂市議会では、議員定数を16から10に減らす条例改正案を巡る議論が起きています。実は、この「16から10」という削減案は、藤井浩人市長が今年1月の市長選で掲げた公約と同じ内容。議員定数を決めるのは議会で、市長に決定権はありません。なぜこんな提言をしたのでしょうか。「やっぱ岐阜やて!」の直撃に応じた藤井市長は、「定数削減が目的ではない」と強調。その背景にある「議員の待遇改善」や、地方議会のあり方について語りました。岐阜のおじさんが疑問をぶつけました。頼むで聞いたって!(岐阜新聞デジタル独自記事です)

 ふじい・ひろと 名古屋工大卒。美濃加茂市議を経て、2013年の同市長選で、当時の現職全国最年少の28歳で初当選。今年1月の市長選で5選を決めた。同市蜂屋町在住。

 あきもと・しょうじ 1979年生まれ、岐阜市出身。早稲田大学政治経済学部中退。2001年にNPO法人G―net(岐阜市)を設立、地域活性化、中小企業支援に取り組む。2013年に「岡崎ビジネスサポートセンター」(オカビズ)センター長就任(現・チーフコーディネーター)、中小企業支援、売り上げアップをサポートしている。

 カバリーニョ馬田 1975年生まれ、岐阜市出身。99年に岐阜新聞社入社。メディアラボ室長。「カバリーニョ」はポルトガル語で「子馬ちゃん」の意味。

◆「議員の待遇改善」を公約に

 カバリーニョ馬田 読者の皆さま、こんにちは。そうじゃない皆さまもこんにちは。岐阜新聞デジタルがお届けする、「やっぱ岐阜やて!」。今日はですね、美濃加茂市にお伺いしまして、ゲストにお越しいただきました。

 秋元 はい、美濃加茂市長、藤井浩人さんです。よろしくお願いいたします。

 藤井 よろしくお願いします。

 秋元 さあ藤井さん。美濃加茂市といえば、早速ずばり、今議員定数、16名を10名に減らすということが大きな話題になってますよね。これ藤井さん自身の公約でもある。そもそも伺います。なんで議員定数を16から10に減らす必要があるんですか。

 藤井 なるほど。これ今日デジタルなので、長めでもいいですか。

 秋元 もちろん。

 

 藤井 これ新聞や、なかなか通常の番組の中だと切り取られちゃうので、少し丁寧に説明すると、公約に私が実は書いたのは、議員の皆さんの待遇改善と書いたんですよ。なぜなら、私も市議会議員をやってました。そのときに市議会議員だけでは活動費も捻出できないし、当時私まだ独身で26歳だったので良かったんですけど、今みたいに家族がいたら到底できない。もうそんな仕事、血迷ってもできないというような状況でした。前回美濃加茂市議会議員選挙はいろいろあって無投票ではありましたが、ほかの町でも候補者がそろわない。

 秋元 なり手がいないって今社会的な課題になりつつありますよね。

 藤井 はい。かつ正直ですよ、市長からすると、...