地下に張り巡らされた亜炭鉱。人の背丈を超す高さの空間が延々と広がり、至る所にぼた山が積み上がっていた(魚眼レンズで撮影)
「残柱」と呼ばれる、天盤を支える柱。風化や浸食で崩れ、くびれている
空洞を埋める充塡(じゅうてん)剤を注入した箇所。対策工事では地上から充塡剤を流し込み、陥没を防ぐ
名鉄御嵩口駅に残る、亜炭を貨車に積み込んでいたプラットホーム。長大で、産地としての規模の大きさを物語る=いずれも可児郡御嵩町

 懐中電灯がぬれた黒褐色の壁を怪し...