猛暑・酷暑日のレース直後、装鞍所で全身に冷水を浴びせてもらう競走馬

 ここは真夏の真っ昼間、酷暑日でも熱い戦いが続けられている笠松競馬場。13時35分発走の6Rでは「きょうも気温がグンと上がっています。強い日差しがコースに降り注いでいます」と実況アナも力を込めた。

 正午~3時に「昼休み」を導入しているJRAの中京、新潟にはない過酷さ。笠松では近走不振馬を集め、高配当を呼ぶ最終「C級サバイバルレース」が人気だが、炎天下でコース上の体感温度が45度にもなる午後2時台の7R、8Rはまるで「酷暑サバイバルレース」の様相になった。

午後2時前後の暑い時間帯、ダートコースで熱戦を繰り広げる人馬

 4日間実施されたサマーカップシリーズ。1580メートル戦は3コーナー奥がスタート地点。レース前の輪乗りを行う待機所で、ファンファーレを待ちながら出走態勢を整える人馬たち。大型扇風機1台は稼働しているようだが、熱中症対策の効果は限定的。ゲートが開くと、ジョッキーと競走馬たちはいつも通り勝負に徹して、アスリート魂を発揮しゴールを駆け抜けた。ゴール後、装鞍所に戻った競走馬たちは、シャワーや厩務員の手で全身に冷水を浴びて気持ち良さそうだった。

 暑さが最も厳しい時間帯のレースでも、いつも通り体を張って懸命にゴールを目指す人馬たち。砂煙を舞い上がらせながら、汗まみれになりながらも「暑くても体はまだ大丈夫です」と我慢強い若手ジョッキーたち。ジリジリと焼けるようなコース上での命懸けの戦いは8月はもちろん、9月開催まで続きそうだ。

 ■限界に挑むアスリートたちのまぶしい勇姿

 日本一暑い笠松競馬場。ダート上などでは持参した温度計の針が振り切られて50度超え。装鞍所エリアでは、猛暑の中でデビュー戦を迎え、無事に戻ってきた2歳新馬戦の若駒たちを笑顔で迎える厩務員や調教師たち。初の実戦となった800メートル戦を終え、ジョッキーたちもホッとした表情。大自然による過酷な試練にも「人馬一体」となって限界に挑むアスリートたちのまぶしい勇姿があった。

フレッシュな新馬戦、無事にゴールさせてホッと一息。厩務員らに迎えられる競走馬とジョッキーたち

 ■多摩動物公園ではライオン3頭が熱中症で死亡

 厳しい暑さに耐えながらのレースだが、さすがにこれ以上の酷暑日開催はもう無理では。JRAが取り組んでいるように、地方競馬でも暑い真夏の開催を乗り切るためにはどうするべきなのか。西日本地区で唯一ナイター開催がない笠松は、このままでいいのか。

 8月3日には「多摩動物公園(日野市)ではライオンの雌3頭が相次いで死亡した」というショッキングなニュースも飛び込んできた。ライオンには食欲不振や活動性低下などの症状があり、全身の脱水や多臓器不全が確認され、猛暑による「熱中症」が原因とみられるという。隣接する八王子市の観測点では、7月下旬の最高気温は平均で35.2度だった。

 ■危険な暑さ、熱視線を送るお客さんも身を守って

 一方、調教やレースで厩舎と競馬場を往復する笠松競馬の競走馬たち。太陽が昇れば、攻め馬のため直射日光を浴びながらコースを約15分間、ぐるぐると回る。レース本番では熱中症のような症状になるリスクもある。一部のファンからは「笠松が一番ヤバイですよ。人にも馬にも優しくないのでは」と懸念の声も。ラチ沿いで推し馬に熱視線と声援を送るお客さんも、熱中症対策で身を守っての観戦スタイルとなった。

直射日光を避けるため自己防衛。猛暑はスティルアイライズらの応援に駆け付けたラチ沿いのファンも直撃した

 今夏は岐阜県内が5日連続で酷暑日になるなど、既に危険な暑さで、クールダウンの応急措置だけでは不十分。気温は年々上昇しており、レースで「まさかの事態」が発生する前に、開催時間を含めた日程調整がさらに必要だろう。来年以降には、かつて実施されていた薄暮レースの復活や、8月第1週に取り入れた「夏休み」の期間延長などが有効になりそうだ。サマーイベントがあるお盆開催は外せないだろうから、酷暑日もあった7月下旬から8月10日ごろまでを熱中症対策で休催期間にするとか、柔軟な対応策が求められる。

 ■中京は3時間ほど昼休み、笠松ではレースぶっ通し

 8月第1週、日曜日の夕方「小倉より中京の方が暑いですね」とJRAグリーンチャンネルの番組内でのコメント。これには中央と地方の関係者の「温度差」を実感した瞬間でもあった。確かに中京も暑いが、正午から3時間ほど昼休みがある。最高気温を記録することが多い午後2時台はレースがないのだ。一方、笠松では7月下旬の4日間、10時55分~17時15分の時間帯で休むことなくぶっ通しでレースが実施された。

 運営面で柔軟に対応できる中央の「巨大企業」と、融通が利かない地方の「中小企業」の違いか。JRAの場合、3場開催で中京や新潟が猛暑で昼休みを取っても、札幌は最高気温が25度前後で過ごしやすい。中京に朝から来場したファンには「空白の3時間」に札幌の馬券を買ってもらえる流れにもなった。

 一方、主催者がそれぞれ違う地方競馬ではこうはいかない。昼休みを設ければ笠松の場合、客は盛岡や園田の場外&ネット馬券へと流れてしまうことになる。地方競馬では、地元レースがない昼休みの設定は、馬券収入を他場に奪われることになり、現実的にはありえないことなのだ。

笠松9RのJRA交流戦では、田口貫太騎手騎乗のサマーブリザード(先頭)が勝利を飾った(笠松競馬提供)

 ■JRA交流戦で田口貫太騎手Ⅴ、酷暑タイムに貴重な体験

 笠松競馬場で装鞍所内の温度計も「40度」になった日にはJRA交流戦も実施された。中央馬6頭が上位6着までを独占し、田口貫太騎手が騎乗したサマーブリザードが好位から差し切って初Vを飾った。

 このレースは15時10分発走で、最高気温に近い時間帯だった。中央の騎手は3人だったが、皮肉にも人馬ともに厳しい「酷暑タイム」での貴重なレースを体験したことにもなった。栗東に戻っても「笠松はメチャ暑かったよ」という声が聞こえてきそうだ。

 ■8月第1週は笠松、名古屋とも開催休み

 東海公営競馬の笠松、名古屋では1年を通してほぼ隔週で交互にレースが開かれているが、今夏の8月第1週はともに開催休みとなった。気象庁の平年値データによると、1年のうちで最高気温の平均がピークに達するのは「8月上旬」ということで、猛暑、酷暑対策の一環でレース休止になったとみられる。関係者にとってはリフレッシュ期間にもなったが、競走馬は体調管理のためにも調教は休めない。騎手や厩務員はレースがなくても深夜から朝まで攻め馬に励んでいるのだ。
      
 前開催は少頭数が目立った。熱中症での出走回避もあったし、48レース中で10頭立ては4レースのみ。7頭、8頭立てが4分の3を占めた。馬券を購入するファン心理から、最も売れているのは多点数になっても高配当が見込める3連単だ。前開催のように少頭数では48レース中、31レースが3連単1万円未満、10万円超えは1回しかなかった。「3連単ドリーム馬券派」には、つまらない結果にもなった。

 笠松所属馬は約570頭にまで回復したが、4日間開催ではJRA交流戦やメインレース以外は10頭立ても難しい。夏負けや熱中症に近い症状で休んでいる馬もいるだろうし、まだまだ所属馬は不足している。高配当を期待する3連単派にもっと馬券を買ってもらうためにも、所属馬と出走頭数を増やすことが求められている。

炎天下、返し馬からレース本番に向かう渡辺竜也騎手と騎乗馬

 ■「動物愛護で熱中症対策の必要性認識」

 3年ほど前、笠松競馬への「お客様のご意見・ご要望」では「近年、夏場の気温上昇が激しく、馬が熱中症で亡くなってしまう報道が増えている。JRAでは来年から夏競馬の開催時間を変更するとのことだが、笠松競馬でも、何かある前に対策をしてほしい」という声が寄せられていた。

 これに対する回答は「動物愛護の観点からも熱中症対策の必要性は認識しており、当競馬場でもレース前およびレース後にミストなどによるクールダウンの対策を実施しています。また、下見所集合時間の繰り下げ、周回時間の短縮等の運用を継続するとともに『ウオークスルーシャワー』等の施設整備を検討してまいります」とあった。

 ■「ウマも冷水で一息 笠松競馬場」

 岐阜新聞では7月23日付の社会面で「ウマも冷水で一息 笠松競馬場」の記事が掲載された。

7月23日付・岐阜新聞社会面「ウマも冷水で一息 笠松競馬場」の記事

 ■暑さに非常に弱い動物、熱中症リスク高まる

 馬は平熱が38度前後と人間よりやや高い。寒さには強いが、汗をかいても体温をうまく下げられない汗腺の仕組みから「暑さに非常に弱い動物」である。近年の猛暑により全国で競走馬の熱中症リスクが高まっており、笠松競馬場でも人馬の安全を守るための徹底した運用が進められている。

秋華賞を制覇し3冠牝馬になったアーモンドアイ。レース後には熱中症のような症状も

 ■アーモンドアイも「熱中症なのか少しフラフラしていた」

 JRAでは年間30~40頭が熱中症になるという。2018年、アーモンドアイが秋華賞も制覇し3冠牝馬となったが、国枝調教師は「レース直後は、熱中症なのか少しフラフラしていた」と聞いたことがあった。10月なのに競走馬はやはり暑さに弱いのだと知った。

 23年夏には、菊花賞馬で4歳のアスクビクターモアが放牧中に熱中症で急死した。死因は多臓器不全で、現役GI馬がけが以外で死ぬのは異例だった。

 レース後「明らかに熱中症でした」と語ったのは川田将雅騎手。7月26日に中京競馬場で行われた東海ステークスで、2番人気のダノンフィーゴは中団付近から伸びを欠き、10着に敗れた。3番人気のドラゴンテイラーも14着に敗れ、鞍上の坂井瑠星騎手は「暑さの影響ですかね。全く進まなかったです」と振り返った。

 ■夏バテよる食欲不振、競走馬の走りにも悪影響

 猛暑・酷暑は競走馬の走りにも悪影響を与える。体温の過度な上昇、熱中症によるパフォーマンスの著しい低下、夏バテによる食欲不振や疲労の蓄積が挙げられる。 

 競走馬が走るタイムは猛暑で遅くなる傾向もある。高温多湿な環境下では体温調節やエネルギー効率が低下するため、スタミナが早く消耗し馬体に大きな負担がかかるためだ。 

 ■JRAでは来夏7レースに削減し、平日に振り替えも

 JRAでは競馬暑熱対策として来夏は、昼休み(競走時間帯拡大)をやめて1日7レースに削減 する方針を固め、1R発走が午後3時以降となる。削減される計120レースが平日などに振り替えられれば、地方競馬への影響も出てきそうだ。

 土曜、日曜開催の高知競馬では今夏も暑熱対策・馬場改修(5カ年計画、本年度は3年目)のため8月1カ月間のレースを休催中。 園田で交流競走を実施するという。この期間、JRAでは2年前から「昼休み」を挟んで18時30分までレースが実施されており、高知の場合、馬券販売の面で競合する地方競馬への影響も考慮して、8月はレースを休催したとも受け取れる。

1Rの発走時間が13時30分で、薄暮レースも実施されていた笠松競馬。1987年6月2日、オグリキャップが初勝利を飾ったレースの出馬表

 ■かつては笠松で「サマータイム薄暮レース」開催

 かつてオグリキャップが走っていた頃(1980年代後半)、笠松競馬では夏場の1R発走が13時30分、最終10Rが18時台という「サマータイム薄暮レース」を開催していた。暑熱対策としてはJRAのように2部制は難しいだろうが、人馬の健康を守るためにも薄暮レースなら可能。夕涼みの1400メートル電撃戦がディナータイムに発走すれば、仕事が終わってからでも来場しやすく、馬券販売アップにも効果がありそうだ。

 2005年の笠松では開催時間帯を夕方にスライドさせた「薄暮競馬」を6月19日から3開催(各5日間)にわたり実施したこともあった。開門時間は12時30分、1レース発走がやはり13時30分、最終レース発走が18時45分。さらに、薄暮期間中は男女ペアで入場すると特別観覧席が半額になるなどファンサービスにも努めていた。

 これだけ気温が上昇し、高校野球などスポーツ界全般で「猛暑、酷暑」に対する世間の目も厳しくなっている。人馬が熱中症で倒れてからでは遅い。笠松では来場者数や馬券販売にも効果が望める「薄暮レース」を来年以降復活させてもいいのでは。「モーニングタイム」の実施は馬券のネット販売が「10時開始」という制約もあり、実現は現実的でない。

名古屋のナイター開催。パドックのほかゲートイン前にも大量のミスト噴射もあり、熱中症対策に努めている

 ■天候急変しゲリラ豪雨、落雷の危険性も

 夏場は猛暑だけでなく、天候急変でのゲリラ雷雨などの恐れもある。名古屋競馬場ではパドックのほか、ゲートイン前にも大量のミスト噴射があり、熱中症対策に努めている。名港盃(SPⅠ)ではベント(セン馬5歳、角田輝也厩舎)に騎乗した渡辺竜也騎手は、鮮やかな逃げ切りを決めて重賞2連勝を飾った。この日、名古屋2Rは雷雨、3Rは設備不良のため取りやめとなった。夏場は猛暑だけでなく、ゲリラ豪雨、落雷の危険性もあり、ご来場の際は雷情報なども要注意である。

 2年前の笠松・くろゆり賞では表彰式直後にゲリラ豪雨が急襲。オグリキャップ像前は沼のようになり、ファンは足止めを食って移動できず、出店していた「オグリの里」の出版物は雨にぬれて大量に被害を受け「被災本」となった。たまった雨水の深さは70~80センチほどあり、人も車も立ち往生していた。暑さも怖いが、豪雨はもっと怖いことを実感した。

返し馬でラチ沿いのファンに駆け寄る人気馬スティルアイライズ

 ■「ラチ沿いの天使」まめちゃんに「みんなワクワク」

 前開催の笠松は「暑い」だけでなく、「熱い」ファンも推し馬応援で多く来場した。現状、笠松の人気馬といえば、NHK「ドキュメント72時間」でも特集された愛称「まめちゃん」のスティルアイライズだ。7月は1走のみで、最終日1Rに登場。8頭立て1400メートルの3歳未勝利戦。前走タイム1分34秒8でメンバー中トップタイの成績でもあり、遠方から駆け付けたファンにとっては「まめチャンス到来」と期待感が充満した。

 「ラチ沿いの天使」で、ファンに顔を寄せながら至近距離を駆けてくれる。応援団は「みんなワクワクしちゃって。このチャンスを逃すわけにはいかない。単勝を厚めに買ったんで」と入れ込み状態。「体重も5キロ増えてたし、新聞(スポーツ紙の予想)には○印も付いていました」とまずは掲示板(5着以内)確保に期待を寄せた。

松本一心騎手の騎乗で懸命にゴールを目指すスティルアイライズ

 この日も気温は39度まで上がり、猛暑とも闘った人馬たち。まめちゃん、レースは7番枠から好スタート。ここ2戦の後方待機策から積極策に出た松本一心騎手。最初のゴール前では3番手につけて。メンバー的に「きょうは前に行くんだ」とファンもドキドキ。向正面では5番手に下がり、最後の直線では「頑張れー」とファンの声援を浴びたが、伸び脚を欠いて8着でゴールイン。

 ■松本一心騎手「元気はいいし、真面目に走ってくれる」

 3番手と前めにつけた松本一心騎手は「外枠なんで、できたら前に行きたいなとポジションを取りにいったんですけど、逆にダメでした」。プラス5キロと知って「元気はいいんですけどね。しっかり休んで攻め馬をしていて、真面目に走ってくれています」。クラス的には「3歳の未勝利戦で、一番下だったが」と残念そうだった。

 上位進出を果たすには、古馬戦に編入される10月まで待たないといけないのか。古馬と走ったら、いい戦いができるかもしれないが、一心騎手は「どうかなあ。でもどこかで来ると思うんで、まずは無事に走ってくれれば」と、暑い夏場を乗り切っての頑張りを期待していた。

 スティルアイライズの次走は8月12日、笠松1Rの800メートル戦を予定。先行力があり、距離適性からも短い方がいい。一心騎手が積極策で前に行ければ、好結果につながるかも。「いつか馬券に絡む日が来る」と信じて応援を続けたい。

ぎふ清流カップのパドックで整列し、ファンにあいさつするジョッキーたち。猛暑・酷暑の中、厳しい闘いが続く

 ■「笠松で走った!アイドルホース選手権」実施、ハルオーブはファン投票3位でぬいぐるみ化

 次回の笠松開催は中2週で8月11日からの夏季特別シリーズとなる。1日11~12レースで計45レースを予定。「サマーイベント2026」も開催され、家族連れで楽しめる盛りだくさんのイベントを準備。

 11、12日には「オグリの里」も東門近くで出店する。1巻・聖地編から新刊5巻・青春編をはじめ、ハヤヒデが笠松編を担当した「芦毛の怪物と勇者たちの激闘史」も即売。また第2回「笠松で走った!アイドルホース選手権」も実施する。JRAの「アイドルホースオーディション2026」では、笠松でもアオラキと一緒に走って人気を集めたハルオーブ(JRAで初勝利)がファイナリストとしてファン投票で3位となり、ぬいぐるみ化をゲットした。

 真夏の名物レースである全国交流重賞「くろゆり賞」は12日に実施され、各地から強豪が集結し熱戦を繰り広げる。猛暑・酷暑も影響したのか、遠征を自重し出走回避が相次いだ。昨年は笠松のイイネイイネイイネが単勝8番人気で制覇した。今夏のくろゆり賞は例年以上に暑くても、より熱いレースを展開。輸送がなく、暑さ慣れした地元馬にもチャンスがありそうだ。 

昭和レトロ感が詰まった笠松競馬場の飲食店では、ご当地グルメが人気を集めている

 ■「昭和レトロ感」満タンで「お化け屋敷みたい」の声も

 笠松競馬場は日本列島のど真ん中にあり、北からも南からも比較的訪れやすい。場内は「昭和レトロ感」満タンで、飲食店など映画のセットにも出てきそうな雰囲気。スタンドは築60年前後で老朽化が進み、あちこちでひび割れなどが目立ち「廃虚」と化した貴重なスポットも数多い。

 NHK「ドキュメント72時間」でも息子に連れられて初めて来たというお母さんは「お化け屋敷みたい」と驚いていた。コースはオグリキャップが10回も走った当時そのまま。施設はぼろいけど、どこか昔懐かしい場内。そんな未体験ゾーンにこの夏「肝試し」を兼ねてちょっと足を踏み入れてみてはいかが。


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 (筆者・ハヤヒデ)電子メール ogurinosato38hayahide@gmail.com までお願いします。
 
 ☆最新刊「オグリの里5青春編」も好評発売中

 「1聖地編」「2新風編」「3熱狂編」「4挑戦編」に続く第5弾「青春編」では、笠松競馬場などでの「砂上の格闘技」で完全燃焼した人馬たちへの惜別の思いも込めた。巻頭はシンデレラグレイ賞&トークショーでのウマ娘ファンの熱狂ぶり、続いて日本競馬界最大のヒーローであるオグリキャップ、アオラキ&ハルオーブ、ストーミーワンダー、ハマちゃんなどを特集。

 林秀行(ハヤヒデ)著、A5判カラー、182ページ、1500円(税込み)。岐阜新聞社発行。ふらっと笠松(名鉄笠松駅)、笠松町歴史未来館、ホース・ファクトリー(ネットショップ)、酒の浪漫亭(同)、岐阜市内・近郊の書店、岐阜新聞社出版室などで発売。岐阜県笠松町のふるさと納税・返礼品。