未婚の若年層の35%が結婚するつもりはないと考えていることが31日、こども家庭庁が実施した初の大規模調査で分かった。結婚のハードルとして、収入面や環境の変化に対する不安を挙げる人が多かった。少子化の背景には若者の価値観の変化に加え、非婚化や晩婚化の広がりがある。こども庁は調査結果を詳しく分析し、今後の施策に生かす考えだ。

 若年層が抱える課題や考えを把握するため、全国の15〜39歳の男女約10万人を対象に、5月20日〜8月5日にインターネットで調査を実施。7月23日までの有効回答約6万8千人分を集計した。

 6割超を占める未婚者(約4万4千人)に結婚への意欲を尋ねたところ、「結婚するつもりはない」が35・1%だった。一方で「いずれは結婚したい」が37・5%、「2〜3年以内に」が10・3%、「すぐにでも」が9・5%だった。

 結婚のハードル(複数回答)として「安定した結婚生活を送れる収入への不安」を挙げた人が最多の40・0%。「自由な時間がなくなる・趣味時間の短縮」が34・4%で続いた。