尹錫悦被告

 【ソウル共同】韓国で2024年12月に宣言した「非常戒厳」を巡り、内乱首謀罪に問われた前大統領の尹錫悦被告の控訴審が29日、ソウル高裁で開かれ、特別検察官は一審に続いて死刑を求刑した。今年2月の一審判決は無期懲役だった。聯合ニュースが報じた。

 検察側は「力の行使を自制したのは現場の軍人や警察官であって、被告ではない」とし「死刑の求刑をためらう理由はない」と主張した。

 一審のソウル中央地裁は、尹被告が内乱行為を「主導的に計画し、謝罪の意も示していない」と批判したが、暴力行為を最大限自制した点などを考慮し、無期懲役の判決を言い渡した。