岐阜県加茂郡白川町役場を訪れると、えっと驚く光景に遭遇する。執務中の職員が座っているのはイスではなく、バランスボール=写真=。楽しそうにも、仕事がしにくそうにも見えるのだが、これは町職員が提案した健康増進の取り組みだ。

 同町では、昨年の職員健康診断で精密検査や受診が必要との判定を受けた「有所見者」が全体の約65%に上った。そこで、町総務課の小池みどりさん(45)が、執務中でもできる運動を取り入れようと、北海道・釧路町役場などでの導入例を参考にバランスボールの活用を提案。全職員の約3割に当たる43人が4月から実践している。

 インナーマッスルを鍛えることで、健康増進への効果が期待できるという。「職員が健康でいることが、質の良い住民サービスにつながる」と小池さん。運動も仕事も、やっぱり「バランス感覚」が大事!?