岐阜県は30日、新型コロナウイルス対策の屋内外でのマスク着用について、人との距離(2メートル以上)の状況や会話の有無により、メリハリをつけた着用を呼びかける新たな見解を発表した。屋外で距離を確保した状態であれば、会話の有無にかかわらずマスクを着用する必要はないとし、確保できない場合でも会話をほとんど行わない時はマスクの着用は必要なしとした。

 見解では、マスクは感染防止に向けた有力な武器とした上で、屋外では、ランニングや密にならない外遊びなど人との距離がある場合や、徒歩や自転車での通勤など人と距離はなくてもほとんど会話をしないケースは、マスク着用を必要なしとした。屋内でも、人との距離を確保し、会話をほとんど行わない図書館での読書や芸術鑑賞なども着用は必要なしとしている。

 マスク着用の考え方は、国の基本的対処方針に沿い見解をまとめた。熱中症防止のため、屋外の「必要なし」の場面ではマスクを外すことを推奨。2歳未満(乳幼児)はマスクの着用は求めない。また、児童生徒の間隔や会話の有無に注意して、学校での体育や部活動、登下校などマスクの着用が不要な場面を改めて周知した。

 古田肇知事は30日の記者会見で、「現実に現場でどう個々のケースに対応するかは慎重に判断してほしい」とし、「より警戒し、より慎重にマスクについては考えていただきたい」と呼びかけた。