井上博詞校長が親子に学校の特色を紹介した説明会=岐阜市金宝町、草潤中学校

 公立で東海3県初の不登校特例校「草潤中学校」(岐阜市金宝町)は、開校後初の学校説明会を同校で開いた。小中学生の親子約120人(オンライン参加含む)を前に、在校する3年生3人が入学してからの半年間を振り返り、「中学校を初めて楽しいと思えた。この学校を希望したことが一つの挑戦。自分のペースで頑張ってほしい」とエールを送った。

かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」

 3人のうち、入学前の昨年度(2年生当時)、学校に全く行けなかった男子生徒は、入学直後も学校が怖いと感じ、オンライン中心の授業で慣れていったといい、「授業に疲れたらいつでも休めるから安心できる。自由な学校であることを知ってほしい」と語った。

 井上博詞校長が教員と相談しながら決める時間割や学習方法、生徒の希望で担任を選択できる制度などを紹介し、「自分に合った内容や方法で、継続して学ぶ意欲のある生徒が草潤中の学びに適している」と述べた。

 父親(44)と参加した小学6年の女子児童は「自分がそのままの姿でいられると感じた。入学したい気持ちが強くなった」と話した。

 説明会後、参加者は校舎内を見学した。卓球台や運動器具を備えたアクティブルーム、仕切りを設けた個別学習スペース、全面改修したトイレなどを見て回り、入学後の学校生活に思いをはせた。

 次回の学校説明会は10月7日を予定する。入学、転入の募集は新1年生が13人前後で、新2、3年生は数人程度となる。11月22日から始まる個別面談を受け、入学の判断結果を来年1月中旬に連絡する。