古田肇岐阜県知事は18日、福井市の養浩館庭園で杉本達治福井県知事と懇談し、岐阜と福井を巡る広域観光ルートの構築を目指す方針で合意した。交通網の整備が進むことを見越し、戦国時代の史跡や豊かな自然など共通の魅力で新型コロナウイルス終息後の誘客を図る。
スマホ見せてグルメ・買い物お得に 岐阜新聞デジタルクーポン広域観光ルートの構想は、岐阜関ケ原古戦場記念館(不破郡関ケ原町)と徳山ダム(揖斐郡揖斐川町)、福井県の一乗谷朝倉氏遺跡博物館(福井市)と恐竜博物館(福井県勝山市)などを巡る道のり。懇談で両県がそれぞれ提案した。
これまで観光目的の往来は盛んではなかったが、道路開通のめどが立ち周遊が現実的になった。揖斐川町と福井県池田町を結ぶ国道417号冠山(かんむりやま)峠道路は2023年に開通する見通し。中部縦貫自動車道の福井県側も26年までに全線開通予定。両県は道路の早期整備の要望も連携して進める。
懇談で古田知事は「インバウンドや教育旅行に最適なルート。両県の歴史文化をひもときながら回ってほしい」と期待を語った。杉本知事は「国内外の歴史愛好家らにアピールしたい」と述べた。
杉本知事は中津川市出身。新型コロナ対策も話し合ったほか、福井県立美術館(福井市)で開催中の岐阜がテーマの特別展を鑑賞した。










