ルンビニー保育園周辺に設置されたキッズゾーン=26日午前、恵那市長島町

 園児らを交通事故から守るため、岐阜県恵那市は26日、同市長島町の私立ルンビニー保育園周辺の園児の散歩コースの路面3カ所に、県内初の「キッズゾーン」を設置した。

 2019年5月に、大津市の交差点で対向車と衝突した軽乗用車が散歩中の園児の列に突っ込んで園児と保育士が死傷した事故を受けて、国が全国の自治体にキッズゾーンの整備を促しており、同市が全国に先駆け実施した。恵那市は、同園が交通量が多い市中心部にあることから半径500メートルのエリアに設置した。園児の散歩など園外活動の安全を確保しドライバーに注意喚起するため、緑色の下地に白色で「キッズゾーン」の文字を塗装した。

 同園で行われた披露式典で小坂喬峰市長は「交通量が多い園周辺の安全を確保したい」と話し、長尾昌典恵那署長は「横断歩道は、しっかり手を挙げて渡って」と園児らに呼び掛けた。その後、園児が元気よく散歩に出掛けた。