薬師寺厩舎付近に住み着いている猫=笠松町若葉町
笠松競馬場周辺の猫=笠松町
笠松競馬場周辺の猫=笠松町
厩舎で出走を待つ競走馬=笠松町若葉町

 岐阜県笠松町は2023年度、笠松競馬場や2カ所の厩舎(きゅうしゃ)付近に住み着いている野良猫の保護対策に乗り出す。円城寺厩舎の一角にシェルターを設置して懸念されるレースへの影響を取り除き、人と猫、馬が幸せに暮らせる環境整備につなげる。23年度一般会計当初予算案に350万円を計上した。

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 町によると、笠松競馬場と隣接する薬師寺厩舎付近に100匹超、1・5キロ離れた円城寺厩舎付近に60匹以上が住み着いているという。被害はないものの、レース中に猫が入り込む事故や馬に対する衛生問題が懸念される。

 競馬場周辺の野良猫を巡っては、これまで愛知県一宮市のボランティア団体と県地方競馬組合が協力し、捕獲、不妊手術の後、元の場所に戻したり、里親を探したりする「TNR活動」に取り組んできた。町はそこに加わる形で病気や一時保護の猫を収容するシェルターを設置、運営に携わる考え。

 財源は、クラウドファンディング型の町のふるさと納税の寄付を充てる。自らも猫を飼っている古田聖人町長は「〝自分事〟として寄付をお願いしたい」と呼びかける。寄付は5月をめどに受け付けを始める。

※一部修正しました。