秋季岐阜県高校野球大会第8日は23日、長良川球場で準決勝を行い、第1試合では岐阜第一が中京を8―4で下し、2年ぶり18度目の東海大会出場を決めた。
岐阜第一は中京先発の桑田剛心の制球難と敵失につけ込み、二回に四球押し出しで先制。六回に勝ち越された直後の裏、2死一、三塁から重盗で三走灰谷叶翔が生還し、同点。七回に暴投で勝ち越した。
八回表に3―4と勝ち越されたが、その裏4番阪口笙が右翼へ逆転2点打。6番山口晄生が左翼越え3ランを放ち、8―4と突き放した。
先発の2年生左腕鑓水佑哉は、直球とスライダーをうまく投げ分け、的を絞らせず2失点。八回途中から継投した3番手の東秀が反撃を断った。
中京 000101020=4
岐阜第一 01000115×=8
(中)桑田、寺戸、三浦―田辺
(岐)鑓水、水野、東―阪口
▽本塁打 山口(岐)▽二塁打 伊藤、田辺、中嶋(中)