池田山(924メートル)の東斜面にあり、1928(昭和3)年に国の名勝天然記念物に指定された桜の名所です。

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 「かま」や「がま」がつく地名は非常に多く、それぞれ陶器を焼く窯や地下水が湧き出る所、滝などさまざまな由来があります。「霞間ケ渓」はかつて「釜ケ谷」とも書かれていたようですが、「滝がある谷」という由来とみられます。

 かつて「釜ケ谷」は土砂崩れなどの災害をたびたび引き起こす谷でした。人々が燃料用のまきを取って地盤が緩んだためで、乱伐が禁止され、桜の植樹も行われました。災害との闘いが桜の名所を育んだのです。

 いつから「霞間ケ渓」と書かれるようになったかは定かではありませんが、既に1916(大正5)年には「霞間渓保勝會」が設立されています。「(桜色の)霞がかった渓谷」との意味を込めた先人の風流さや誇りを感じる地名です。

【答え】かまがたに