岐阜県大垣市の東海道新幹線沿いに、毎年ひまわり畑が現れます。今年もひまわりが咲き始めたと聞いて行ってきました。今年は、身近で手軽なバス旅を、ということで路線バスに乗って行ってきました。汗だくになり写真を撮っていると、目の前に現れたのは黄色い車体… 引退が近い923形新幹線電気軌道総合試験車「ドクターイエロー」でした。
ひまわり畑は休耕田を活用したもの。ここ数年は、ひまわりと新幹線を撮れるところとして、SNSなどで有名になっています。訪れたのは8月3日。この日は咲き始めでしたが、夏の日差しを浴びる大輪の花を見ることができました。
▽駐車場探し不要
路線バスを利用するメリット。その一つは、駐車場の心配をしなくていいこと。
大垣のひまわり畑では、臨時駐車場が3カ所計約250台分確保されています。とは言っても、細い道を通ったり、慣れない道を通ったりすることになります。
路線バスなら、決まった道をプロのドライバーが運転してくれます。1時間に1本程度の運行頻度なら、事前に調べておけば待ち時間も少なく移動できると、今回実際に行ってみて感じました。
大垣駅前からひまわり畑までは、合わせて30分弱の道のりです。
乗るのは名阪近鉄バスの羽島線。大垣市内と岐阜羽島駅を結ぶ路線です。日中は1時間に1本の運行。
自分が乗ったのは大垣駅前を午後3時ちょうどに出る岐阜羽島駅行き。中型のノンステップバスがやってきました。
座席がほぼ埋まる程度の乗客を乗せ、バスは大垣の市街地を走ります。市民病院や総合庁舎の前を通ると、周囲が開けてきます。
▽ICカード払い
大垣駅前から15分で、ひまわり畑最寄りの「すぐ江」バス停に到着します。大垣駅前からの運賃は300円。名阪近鉄バスでは、全国交通系ICカードが使えます。カードを運賃箱のカードリーダーにかざすだけで運賃を支払うことができます。
同じバス停で数人が降りました。みな同じ方向に向かっていきます。よく見ると、三脚を入れるバッグを持っている人も。
ひらがなと漢字交じりの表記の「すぐ江」バス停。漢字だと、どう書くのでしょうか。頭の中に疑問が浮かびます。...