アーケード下で翻るほこみちと大きく書かれたフラッグ=岐阜市神田町
市内の小中学校から寄せられた絵のフラッグもある=同

 岐阜市神田町の長良橋通り沿いの商店街のアーケード下に、青地に白抜きの大きなひらがな1文字が書かれたフラッグが翻っている。続けて読むと「ほこみち」となるが、その意味を説明する看板などはなく「ほこみちって何?」と話題となっている。趣旨を取材してみると、コロナ後を見据え、にぎわい創出に向け機運を盛り上げる取り組みだという。

 掲示したのは、岐阜市商店街振興組合連合会(市商連)。今月4日から、神田町6丁目の約250メートル間の道路両側のアーケード下に縦3メートル、横1・8メートルのフラッグ計12枚をつり下げた。北川均理事長に聞くと「ほこみち」は「歩行者利便増進道路」の通称。「買い物客や通行人に何だろうと思わせ、関心を高めるのが狙い」と笑顔で語る。

 歩行者利便増進道路は、にぎわいのある道路を構築するため、テラス席や、飲食・物販の店を歩道などに設置できる制度。市商連では、神田町6~8丁目の約600メートル間で道路を管理する県と導入に向けた調整を進めてきた。今月5、6日に予定していたスタートイベントがコロナ禍で延期となったため、このイベントに向けて制作したフラッグを掲げてPRしているという。

 フラッグのうち4枚は、市内の小中学校に呼び掛けて集まった鵜飼や岐阜提灯(ちょうちん)などの絵で、今後も順次増やす予定。北川理事長は「家族で絵を見に来てもらい、街のにぎわいづくりにつなげていきたい」と意気込んでいる。