-昨年を振り返って。
石島健一郎新社長の下、3カ年の中期経営計画がスタートしました。強みである営業職員チャネルを生かした対面でのご案内の重要性を再認識した1年でした。一般社団法人ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会が主催するアワード2024では、高齢者に見やすいデザインなどが高く評価され、特別賞と総合賞ブロンズを受賞しました。また、12月からは一生涯の保障の準備と安定的な資産形成ができる「一時払終身」の販売を再開しました。
-医療や介護の分野は強みです。
オリコン顧客満足度調査では、ファイナンシャルプランナーが選ぶ商品ランキングで、「あんしん介護シリーズ」の認知症保険商品が4年連続、介護保険商品は3年連続で総合第1位を達成しました。大きな特長の一つは、公的介護保険制度に完全に連動していることです。「かなえる介護年金」は、持病など健康上の理由のため、通常の保険に加入できない方を対象にした商品で、幅広いニーズに対応しています。昨年4月から、要介護1以上で認定された時に一時金を支払う特約も加わり、時代に合わせ、保障範囲を広げました。
-介護の理解に力を入れています。
保険制度や実状などについて理解を深めてもらおうと、企業に出向き、介護セミナーを実施しています。例えば、両親が介護を必要になった場合、困らないようなアドバイスをしています。認知症を正しく理解するため、全社員が認知症サポーター養成講座を受講し、理解を深めています。
-新年の抱負を。
「介護保険といえば朝日生命」と感じていただけるように今後も安心できるサービスを提案していきたいです。人生100年時代を迎え、生命保険事業を通じて、社会の課題解決に貢献する、お客さまの「生きる」を支え続ける会社として、持続可能な地域社会に貢献していきたいと考えています。
