【北京共同】北朝鮮メディアは4日、金正恩朝鮮労働党総書記が戦車工場を視察し、最新の戦車と装甲車を配備することが陸軍の近代化に最も重要だと述べたと報じた。日時は不明。金氏は、現代戦における戦車の役割や目指すべき方向にも言及した。北朝鮮が派兵支援したロシアのウクライナ侵攻での戦闘経験が念頭にあるとみられる。
北朝鮮メディアは、戦車や装甲車の装備の高性能化や人工知能(AI)技術の活用が軍需工業部門の中核的な課題に位置付けられており、実際に成果が出ていると強調した。
一方、製造ラインの近代化の早期実現も目指すとしており、兵器の更新が本格化するには時間がかかる見通しだ。