週明け12日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=145円台後半で取引された。

 午前10時現在は前週末比77銭円安ドル高の1ドル=145円92〜93銭。ユーロは66銭円安ユーロ高の1ユーロ=163円97銭〜164円03銭。

 トランプ米政権による関税政策を巡る米中の閣僚級協議に進展があったとの見方から、投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、比較的安全な資産とされる円を売ってドルを買う動きが先行した。

 市場では「米中貿易摩擦への懸念が後退した」(外為ブローカー)との声があった。