13日午前の国債市場で、長期金利の指標である新発10年債(378回債、表面利率1・4%)の利回りが上昇し、一時1・465%を付けた。日本相互証券によると、4月2日以来、約1カ月ぶりの高水準となった。

 関税政策を巡る米中協議の進展を受け、米長期金利が上昇した流れを引き継いだ。日本国債に売り注文が出て、金利が上がった。

 日本の長期金利は4月上旬にトランプ米政権が発表した一連の高関税措置を受け、急低下していた。