12日に腎不全で死んだニホンライチョウの雌(富山市ファミリーパーク提供)

 富山市ファミリーパークは13日、飼育していた国の特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウ1羽が12日に死んだと発表した。9カ月の雌で、死因は腎不全だった。パークで飼育しているニホンライチョウは16羽となった。

 パークによると、昨年8月に消化不良などの症状が確認されたため、投薬治療をしていた。

 パークでは先月17日と29日にもライチョウが死んだ。関連を含め、詳しい死因を調べるため病理検査や細菌検査を実施する。