日本学生陸上競技連合は日本学生対校選手権(6月5〜8日・岡山市)で一般客の一眼レフカメラやビデオカメラなどによる撮影を一切、禁止にすると13日までに発表した。従来は事前申請すれば一部エリアで可能で、迷惑撮影の対策を強化する形となった。
同連合によると、過去の大会で迷惑撮影とみられる行為が横行し、警察対応が必要になるなど、運営に支障を来していたという。「競技者が集中して安全に競技に臨める環境を確保するため、苦渋の決断だが、運用を見直すこととした」と理由を説明した。
選手の家族や友人、陸上部関係者は許可を得た上で、一部エリアでの撮影が可能としている。