13日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=147円台後半で取引された。一時は148円台まで円安が進んだ。
午後5時現在は前日比06銭円高ドル安の1ドル=147円85〜87銭。ユーロは09銭円安ユーロ高の1ユーロ=164円34〜38銭。
米中両政府による関税政策を巡る協議の進展を受け、投資家の貿易摩擦への懸念が和らいだ。ドルを買う動きが先行したが、午後にかけてはそれ以上の取引材料を欠き、売り買いが交錯した。市場関係者は「最悪のシナリオは避けられたがまだ関税は残っている。今後は経済指標にどう影響が出るかが焦点だ」と指摘した。