茨城県は13日、県に寄せられた意見を記録、活用するシステムで個人情報が漏えいしたと発表した。2022年7月に県に相談するなどした人の氏名86人分などが流出したとしている。今月、外部のアクセスを遮断するまで、2年以上閲覧可能になっていた。
県によると、保守業務を委託する業者が22年7月に実施したシステムの出力テストの際、個人情報が含まれるファイルを外部公開用サーバーに残したことが原因という。
今月8日に外部から指摘があり、判明した。ファイルを見るには非公開のURLを入力する必要があり、県は「一般の人の閲覧はほぼないと思われる」としている。