東京証券取引所

 14日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反落した。前日終値からの下げ幅は一時300円を超えた。外国為替市場での円高ドル安進行を受けて、業績悪化につながるとの懸念から輸出関連銘柄に売り注文が出た。

 午前終値は前日終値比308円67銭安の3万7874円59銭。東証株価指数(TOPIX)は33・55ポイント安の2738・59。

 取引開始直後は、前日の米国市場でハイテク株が堅調だった流れが波及して半導体関連銘柄が買われて平均株価は上昇した。前日終値からの上げ幅は一時100円を超えた。

 だが、円高が懸念材料となった自動車株などの値下がりで下落に転じた。