閉園した日本人向けの幼稚園=14日、北京(共同)

 【北京共同】中国北京市で日本人向けの幼稚園を長年経営していた邦人男性が昨年12月、中国当局に出入国管理法違反の疑いで拘束され、国外退去処分となっていたことが14日分かった。日本政府関係者が明らかにした。

 男性は幼稚園の経営が取得ビザと異なる資格外労働に当たると指摘された。幼稚園は閉園した。

 北京では今年に入り美容師ら在留邦人6人が同法違反の疑いで一時拘束されており、在中国日本大使館が注意を呼びかけている。