【キーウ共同】ウクライナ国防省のブダノフ情報総局長は17日、ロシアとの16日の直接交渉で合意した千人対千人の捕虜交換を数日以内に実施する意向を示した。ロシアとの信頼醸成につなげる狙い。捕虜交換は通常100〜250人程度の規模が多く、今回は2022年のロシアによる侵攻以降で最大規模となる。
情報総局が、引き渡すロシア兵捕虜のリストアップに着手。リハビリや治療を担当する医療従事者や施設の確保など、ウクライナ兵の受け入れ準備も進んでいるという。
捕虜交換は16日にイスタンブールで実施された直接交渉で合意した。ウクライナのシビハ外相はSNSで「千の家族に幸せが訪れる」と強調した。