滋賀県の郷土ゲーム「カロム」を楽しむ人たち=18日午前、千葉市の幕張メッセ

 各地で引き継がれる伝統的な遊びをPRしようと、市場調査会社の矢野経済研究所は18日、千葉市の幕張メッセで開かれたイベント「ゲームマーケット2025春」に、13種類の郷土ゲームを集めた特設ブースを出展した。体験会にゲーム愛好家らが集まり、特有の道具やルールを楽しんだ。

 おはじきとビリヤードを組み合わせたような滋賀県の「カロム」のコーナーでは、スタッフと来場者が白熱した様子で木製の球を指で弾いた。

 同イベントはカードやすごろくといったアナログゲームの展示・販売会で、昨年は2万人超が来場。矢野経済研究所は、郷土ゲームを通じた地域振興に取り組んでいる。