ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長(右)とトランプ米大統領=4月30日(AP=共同)

 【リヤド共同】米CNBCテレビは15日、トランプ大統領の中東歴訪に合わせ、UAEを訪問したIT大手や半導体大手の幹部らに、ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長が含まれていたと報じた。米UAE両政府が確認したAI分野での連携促進に関係する可能性がある。

 米UAE両政府は合意した「AI促進パートナーシップ」に基づき、UAEに大規模なAIデータセンターを設置する。

 孫氏は第2次トランプ政権発足直後の1月、オープンAIや米IT大手オラクルと共同で、生成AI分野に4年間で5千億ドルを投資する計画を表明。トランプ氏も「長年の友人」だと謝意を示し、演説で名前を挙げる場面もある。