【北京共同】中国北京市で4月に開かれた人型ロボットによるハーフマラソン大会で優勝した「天工」を開発した企業が16日、海外メディアの取材に応じ、中国のロボット開発状況や展望について説明した。担当者は「機能の強化だけでなく、家庭用や(人が行けない)危険な場所で応用できる最良のロボットにしたい」と話し、開発を推進する考えを示した。
天工を開発したのは北京の新興企業「北京人型ロボットイノベーションセンター」。この日は天工が坂道を上り、砂利道や砂場といった歩きにくい場所でも倒れずにまっすぐ歩くデモンストレーションが披露された。