2023年4月の兵庫県議選で当選後、祝賀会を開いたとして、県警が16日までに、公選法違反の疑いで丸尾牧県議(60)=無所属=を書類送検したことが捜査関係者への取材で分かった。12日付。公選法はあいさつ目的で祝賀会などを開くことを禁じている。
捜査関係者によると書類送検容疑は23年4月23日、同県尼崎市内で当選祝賀会を開いた疑い。
参加者がSNSに写真を投稿。それを知った人物が県警に告発し、今年1月に受理された。聴取を受けた丸尾県議は容疑を認めたという。
丸尾県議は16日の取材に「選挙後すぐにあいさつ目的の祝賀会を開き、お礼の気持ちがあったのは認めざるを得ない」と述べた。