【エルサレム共同】ガザの停戦を巡り、イスラエルとハマスは17日、仲介国カタールで間接交渉を再開した。ロイター通信などが報じた。2カ月程度の停戦と引き換えにハマスが人質を解放する案が軸になっているもようだ。ガザ攻撃拡大を表明したイスラエル軍は激しい攻撃を続けており、中東メディアは18日の死者が130人を超えたと伝えた。
地元メディアによると、イスラエル首相府は18日、戦闘終結を含む「あらゆる可能性」を模索して交渉しているとの声明を出した。戦闘終結には全人質の解放やハマス戦闘員の追放、ガザの「非武装化」が含まれる必要があると主張した。ハマスは武装解除を拒む考えを示し、協議の行方は不透明だ。