23日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発し、前日終値からの上げ幅が一時300円を超えた。前日の米国市場でハイテク株が上昇したことを好感し、株価水準が高い半導体関連株が買われ、相場を押し上げた。
午前終値は前日終値比294円97銭高の3万7280円84銭。東証株価指数(TOPIX)は22・04ポイント高の2739・13。
外国為替市場で円安ドル高が進み、業績改善期待が高まった自動車や機械など輸出関連株も買われた。国内の長期金利の上昇が一服したことも、企業の利払い負担が抑えられるとの見方から相場を支えた。