川崎市の住宅でストーカー被害を訴えていた岡崎彩咲陽さん(20)の遺体が見つかった事件で、横浜地検は23日、遺体を焼損し自宅に放置したとして、死体遺棄と死体損壊の罪で、元交際相手白井秀征容疑者(27)=同市川崎区=を起訴した。神奈川県警は岡崎さんの死亡への関与についても引き続き捜査する。
県警によると、岡崎さんは昨年6月以降、白井被告とのトラブルを県警に相談していた。12月には、自宅付近で「(被告が)うろついていて怖い」などと複数回県警に連絡。その後、同20日ごろから行方が分からなくなっていた。
県警は今年4月30日にストーカー規制法違反容疑で被告の自宅を家宅捜索した。