石が水面を跳ねた回数を競う「第2回ぎふ長良川水切り大会」が、岐阜市の長良橋上流の長良川左岸で開かれ、県内外の子どもから大人まで60人が白熱の水上バトルを繰り広げた。
岐阜商工会議所が「長良川ブランド」推進事業の一環で、昨年に続いて開催。男性、女性、子ども、名人の4部門で行われ、名人の部は4回、他の部門は3回ずつ投げ、最も多く跳ねた回数で覇を競った。
水切りの世界大会で優勝経験がある橋本桂佑さん(埼玉県)も出場。競技前には「きれいな回転をかけることが大切」「腕は横ふりで」と投げ方をアドバイスした。
「長良川の石を使う」というルールに基づき、河川敷で石を選び、専門家の「石チェック」を受けた参加者は、水面めがけて一投一投力強く放ち、好記録には歓声が上がった。
全体の最高記録は、名人の部で2連覇した大学教員侯寧さん(横浜市)が記録した18回だった。
(玉田健太)