原爆投下後の広島で、市民や記者らが撮影した写真や動画を通して被害の実相を伝える「被爆80年企画展 ヒロシマ1945」が31日、東京都写真美術館(東京都目黒区)で始まった。8月17日まで。
原爆投下の1945年8月6日から同年末までに撮影された写真約160点、動画2点などを展示。原爆投下直後の惨状や町の様子を時系列で紹介する。
展示資料の大部分は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」に日本政府が推薦し、今年は登録が見送られた「広島原爆の視覚的資料―1945年の写真と映像」を基に構成している。