週明け2日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=143円台後半で取引された。

 午前10時現在は前週末比52銭円高ドル安の1ドル=143円51〜55銭。ユーロは17銭円高ユーロ安の1ユーロ=163円14〜23銭。

 トランプ米政権の関税政策を巡る中国との貿易摩擦激化が警戒され、ドル売り円買いの動きが優勢だった。

 市場では「米関税政策を巡る米国の司法判断に不透明感が残ることも、ドル売りを招いた」(外為ブローカー)との声があった。