立憲民主党の辻元清美代表代行は2日の記者会見で、衆院法務委員会で審議入りした選択的夫婦別姓制度導入に向けた法案を巡り、国民民主党案に賛同する可能性を示唆した。「立民案と国民案のゴールは同じだ。法務委の現場でどう歩み寄れるのか協議してほしい」と述べた。
別姓夫婦の子どもの姓に関し、立民案は婚姻時に決め、国民案は婚姻時に戸籍の筆頭者を定めて子の姓を筆頭者と同じにする。辻元氏は、歩み寄りの可能性を問われ「あり得る。野党第1党が寛容にならないといけない。どういう選択がベターかという基準で推移を見守りたい」と説明した。