天皇、皇后両陛下の活動の様子を中心に投稿する公式インスタグラムについて、宮内庁は2日、昨年4月の運用開始から1年間の状況を分析し公表した。フォロワー数は191万で、若年層(13〜34歳)は30万を超えたが、昨年9月末から横ばいで、全体に占める割合も17%から16%に微減した。
インスタ導入は、皇室になじみが薄かった若年層への浸透が狙いだった。広報室は「若年層への訴求力に限界が見えてきた。発信内容について工夫していく余地がある」としている。
フォロワー数の内訳は45〜54歳と55〜64歳がいずれも27・5%で、35〜44歳が15・7%、65歳以上が13・1%となっている。