週明け2日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=142円台後半で取引された。
午後5時現在は前週末比1円13銭円高ドル安の1ドル=142円90〜91銭。ユーロは07銭円高ユーロ安の1ユーロ=163円24〜28銭。
米国と中国の貿易摩擦が激化するとの懸念から、ドルを売って円を買う動きが優勢だった。米国の関税政策の先行き不透明感も意識された。
日経平均株価が下落したことを受け、市場では「投資家のリスク回避姿勢が強まり、比較的安全な資産とされる円を買う動きが強まった」(外為ブローカー)との声が出た。