車いすの部女子シングルス準々決勝でプレーする上地結衣=パリ(共同)
 車いすの部男子シングルス準々決勝で勝利した小田凱人=パリ(共同)

 【パリ共同】テニスの全仏オープン車いすの部は5日、パリのローランギャロスで行われ、シングルス準々決勝で女子は第1シードの上地結衣(三井住友銀行)がリジ・デフリーフ(オランダ)に6―3、6―2で快勝し、準決勝に進んだ。田中愛美(長谷工コーポレーション)は、第2シードのアニク・ファンクート(オランダ)に3―6、5―7で敗れた。

 男子で3連覇を目指す第1シードの小田凱人(東海理化)はダニエル・カベルサスチ(スペイン)を6―2、5―7、6―0で下し、4強入りした。

 女子ダブルス準決勝は上地、コタツォ・モンジャニ(南アフリカ)組が、田中、朱珍珍(中国)組を退け、決勝に進んだ。