【キーウ共同】米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)は3日、ロシアのウクライナ侵攻が始まった2022年2月から今年5月までのロシア兵の死者は25万人で、負傷者も合わせると計95万人に上るとする推計を発表した。今年夏には死傷者が100万人に達する可能性があるとした。ウクライナ兵については死者6万〜10万人、負傷者を含めると計40万人とみている。

 ロシア兵の死者数は、第2次大戦が終了してからウクライナ侵攻までの間、ロシアと旧ソ連が経験した全ての「戦争」の約5倍に相当すると指摘。「プーチン大統領が兵士を尊重していない」ことを示しているとした。