米国のグラス駐日大使は6日、台湾海峡や東・南シナ海で軍事活動を続ける中国を抑止するため「装備を整えなければならない」と述べ、日米両国が防衛装備品の共同開発・維持を推進するべきだと訴えた。日米協会が東京都内で開催した会合で演説した。
日米両政府は、防衛装備品の共同開発・生産や整備に関する「日米防衛産業協力・取得・維持整備定期協議」を設置し、日本国内での米軍艦船の共同維持・整備を含む防衛産業協力の強化を進めている。
グラス氏は「中国の侵略を阻止することが自由で開かれたインド太平洋を維持するために重要だ」と強調した。(共同)