【ブリュッセル共同】フランス自動車大手ルノーが、ロシアの侵攻を受けるウクライナでドローンの生産を検討していることが8日、分かった。フランスメディアによると、前線との距離が数十キロから数百キロの場所に生産拠点を設け、ウクライナ軍の支援に活用される見込みだ。
ルノーの広報担当者は取材に対し、フランス国防省から打診があったと認めた。「議論はしているが、現時点では決定していない」として、国防省から計画に関する詳細な情報を待っていると説明した。
公共ラジオ、フランス・アンフォによると、ルノーはフランスの防衛関連の中小企業と提携してドローンを生産する方向だ。