敗戦から一夜明け、記者会見する前IBF王者の西田凌佑=9日、東京都文京区

 右肩脱臼などの負傷で、試合後は病院へ直行した前IBF王者の西田凌佑(六島)も記者会見し「完敗。中谷選手は勝つという気持ちが非常に強く、そこは自分を上回っていた。何も言い訳はない」と潔く語った。

 3回に右肩を脱臼。偶然のバッティングで右目上が大きく腫れた。視界がふさがり、続行不可能と判断した陣営が6回に棄権を申し入れた。今後については「けがもあるので何とも言えないが、悔しい気持ちはある。少し考えたい」と含みを持たせた。