週明け9日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=144円台後半で取引された。

 午前10時現在は前週末比1円02銭円安ドル高の1ドル=144円92〜93銭。ユーロは69銭円安ユーロ高の1ユーロ=165円12〜15銭。

 米労働省が6日に発表した米雇用統計で、雇用の底堅さを示す内容となり、労働市場悪化への懸念が後退。円を売ってドルを買う動きが先行した。

 外為ブローカーは「米中政府が実施する貿易協議の行方次第では、さらに変動がありそうだ」と話した。