ニューヨーク証券取引所

 【ニューヨーク共同】週明け9日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は小幅に反落し、前週末比1・11ドル安の4万2761・76ドルで取引を終えた。米中の貿易協議の行方を見極めたいとして投資家が様子見姿勢を強め、積極的な売買が手控えられた。

 米中両政府はこの日、ロンドンで閣僚級の貿易協議を開催。中国のレアアース(希土類)の輸出規制などが議題になるとみられ、貿易摩擦が緩和に向かうかどうかが焦点となっている。10日までの見通しで協議の結果が明らかになるまで値動きは限定的になりそうだ。