10日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=144円台半ばで取引された。

 午前10時現在は前日比39銭円安ドル高の1ドル=144円51〜52銭。ユーロは44銭円安ユーロ高の1ユーロ=165円06〜13銭。

 米中の貿易協議が10日も継続されることになり、交渉進展への期待感からドルを買って円を売る動きが優勢となった。市場では「協議が難航すれば投資家のリスク回避姿勢が強まり、円買いドル売りの動きが出そうだ」(外為ブローカー)との声があった。